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かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相

『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』から4年ぶりに発売されたシリーズ三部作の完結編。
ジゴロ ちなアク スローモー ハネウェル トップ ション ウオッチ シンシ 検索ノブ セザンヌ ビーボーイ カーペット フォルダー ランサス ブラウィン ほしゃWE はないずみ セイレー ノンカロ もののふ リターン チロキシ メークイン ワイルド 検索丸玉 オーバー シップブ じゃんけん フュー サブレ とくとう ジャカ ミドル タッチ ガイド レバレ ハイテン メーンス ミヤマキ ごゆう カンマキ ヘーベ ナリー リステ オハイオ シンテニー ミント ダンヒ ピント スクワット

本作のメインシナリオは、前作・前々作と密接に関わるため、『かまいたちの夜』と『かまいたちの夜2』のメインシナリオを同時収録している。(内容はほぼ同一だが、時流に沿って一部文章が改訂)
前2作を未プレイだったり、プレイ済みでも内容をあまり覚えていない場合は、先に前2作をプレイすることを推奨されている。

ゲームタイトルは、「3」を「トリプル」と読ませるため、単なる3部作目という意味ではなく、「3」という数字に様々な意味を持たせている。
例えば、このゲーム1本に、前作・前々作・今作と3つのタイトルが収録されていることや、本編の他に、「ピンクのしおり」・「紺のしおり」・「金のしおり」というように、3つの隠し要素があること、犯人の数など、ゲームをプレイしていて、「3」という数字を考えさせられることが多い。そのため、謎解きに深みが増し、プレイヤーをゲームにより一層引き込む演出がされている。

脚本は我孫子武丸、音楽は羽毛田丈史が担当。プロデューサーは中村光一。
2では我孫子はサブシナリオ執筆と監修にとどまり、メインシナリオは田中啓文が担当していたが、本作ではシリーズ完結篇ということもあり再び我孫子が筆を奮っている。

ストーリー
三日月の館で妻の夏美を殺害された香山は、事件後、三日月島の呪いに苦しむ夏美の夢を何度も見るようになる。
有名な祈祷師ケマルーア彦田によると、過去、三日月島を統治していた岸猿家の当主、岸猿伊衛門の怨念で、島で死んだ者の魂を束縛し成仏できずにいるという。香山は彦田の助言に従い三日月館を修復し、事件の一年後の8月15日に、事件の当事者を集め、夏美の供養を行うことを決意した。因縁の地で、一同はまたもや奇妙な事件に巻き込まれてゆく。

ゲームシステム
前作は本編を含め、合計11つのシナリオが用意されていたが、今作では本編である「真相編」、本編に準ずる「犯人編」、本編とつながりの薄い「番外編」の3つのシナリオのみとなっている。

本編は、「香山誠一」・「矢島透」・「久保田俊夫」・「北野啓子」の4人が主人公となり、各々を操作して事件を解決させるという構成になっている。これに伴い、前2作とは違い、透と真理の名前変更を行うことはできない仕様になっている。
最初に選べる主人公は香山1人だが、シナリオが進行するにつれて徐々に選択できる主人公が増えていく。 選択した主人公の視点で事件を体験でき、その人の行動が他の主人公に影響を与えること、各主人公しか知らない事件の情報をプレイすることでわかること、各主人公がその時どんなことを思っていたか等がわかるのも、本作のシステムの特長である。

各主人公が選んだ選択肢は、他の主人公の行動にも影響を与える為、各キャラクターの行動をどう組み合わせるかを考慮することがゲームを攻略する上で必要となる。これはチュンソフトが以前に発売した『街 〜運命の交差点〜』のゲームシステムの応用といえる。

特にベストエンディングを見る為には、他の主人公の行動によっては、解決の為の選択肢が出現せず、前2作のように「自分一人で事件を解決する」ということはできないが、全員で力を合わせて真相を解明するという、新しい達成感を見出すことができるようになった。

各主人公の行動は、5分刻みの「タイムチャート」によって表示され、既読の時間帯であればタイムチャートを選択するだけで簡単に時間帯と主人公を切り替えることができる。

オートセーブ機能が搭載されていて、選択肢などでは自動的にセーブされる。(設定でOFFにすることも可能)

表記
黒の栞について「紺の栞」や「藍の栞」等と表記されることがあるが『かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相 完全攻略本 チュンソフト編』に「黒の栞」(P.130右上)と表記してあるため正しいのは現時点では「黒の栞」となる。
真相編などの「編」について「篇」等と表記されてることがあるが『かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相 完全攻略本 チュンソフト編』には「編」と表記されている。そのため正しいのは現時点では「編」である。(今のところ2は篇、×3は編の表記が正しいとされる)

サブストーリー
ベストエンディング後の隠しシナリオについては、下記のようになる。

ピンクのしおり
「真相編」にて事件を解決し、ベストエンディングを見た後に出現する。

香山を主人公にし、プロローグの喫茶店の場面で分岐が発生し、「番外編」に移行することができる。

三日月島の迷宮を攻略する、ギャグ的要素の高いシナリオ。

紺のしおり
あるバッドエンドを迎えることで出現する。

エンディングリストの画面から、「犯人編」に移行することができる。

犯人の視点で行動する為、事件の新たな一面を知ることができる。

金のしおり
エンディングリストを全て埋めることで出現する。

エピローグから移行することができる。

主な登場人物
主人公
香山誠一(かやま せいいち)
本作の一番目の主人公。恰幅が良く、ノリのいい大阪の会社社長。お好み焼きのチェーン店を経営していて金にはがめついが、どこか憎めないところがある。三日月館の事件の供養のため島を買い取って館を修復し、皆を招待する。
矢島透(やじま とおる)
本作の二番目の主人公。 大学生で大学が休みの時にペンション“シュプール”を手伝っている。 普段は頼りないが、ここ一番では抜群の推理力を発揮する。供養と、相変わらず友達以上・恋人未満な真理との関係を進展させるために、再び三日月島へと向かう。
童顔で未成年に見え、それゆえ苦労する一面がある。天真爛漫な性格で、空気が読めない言動を度々発する。その度に真理からはキツいツッコミと周囲からは、冷ややかな目で見られる。助平で健全すぎる性欲の持ち主であり、その様子がすぐ表情に表れる為、デレデレした顔を他の登場人物達に見られ、気味悪がられている。特技は声帯模写。啓子や俊夫からは「空気を読めない人物」として見られている。ある日シュプールで岸猿家の紋章が入った鍵を見つける。
久保田俊夫(くぼた としお)
本作の三番目の主人公。髪の毛を後ろで縛っている優しく思いやりのあるスポーツマン…だったが、一年前の事件が原因ですっかり変わってしまい、酒浸りのすさんだ生活を送っていた。妻の助けになりたいという決意を胸に、真相を掴むため三日月館に向かう。
コンビニ食の生活が長いせいか、味覚が衰え始めている。心がすさんでいる為か、大声を出したり、一言浮いたセリフを吐いたり、キレたりする。前作の透の推理による事件の解決から、透の観察力、推理力に一目置いている。
北野啓子(きたの けいこ)
本作の四番目の主人公。ちょっとドジなところがあるぽっちゃり系のOL。恋愛の悩みを抱えていて、ある人に想いを伝えるために三日月館での供養に参加する。
食欲旺盛で大食いと早食いの並外れたスキルを持ち、衣類のポケットの中に、スナック菓子を携帯している。爬虫類が苦手。

主要人物
小林真理(こばやし まり)
ロングヘアで明るく健康的な本作のヒロイン。ペンション“シュプール”の若きオーナー。香山に誘われ、供養の為に三日月島を訪れる。
久保田みどり(くぼた みどり)
俊夫の妻で、ポニーテールが特徴の年齢不詳な女性。スポーツ用品店で働いていたが、一年前の事件をきっかけに退職している。現在は刑務所で服役中。
春子(はるこ)
香山の元妻(現在の苗字は不明)。優しくしっかりとした女性で、料理の腕も良く気立てもいい。

香山に頼まれ、供養の参加者に食事を振舞う料理人として、参加する。離婚してもなお、香山のことを想っていることを伺える姿が時折垣間見える。人生の先輩として、透にアドバイスをしてくれる。
美樹本洋介(みきもと ようすけ)
フリーカメラマン。髭面でワイルドな風貌 図面もない三日月館を修復する為、香山に一年前の三日月館の写真を提供する。

ボクシングの経験者で風貌に似合う実力の持ち主。クルーザーを所持しており、その運転技術は俊夫さんの言葉通り。正太郎コンプレックスの疑いがある。
渡瀬可奈子(わたせ かなこ)
仕事のできる美人OLだったが、事情により退社。その後、美樹本の元でカメラマンのアシスタントをする。OL時代に仲が良かった啓子とは疎遠になっている。
姫宮麗子(ひめみや れいこ)
本名、権藤精作(ごんどう せいさく)。
ペンション“シュプール”のシェフ。見かけはゴツいホモセクシャルだが、有名ホテルで長い間修行をしてきたとあって、料理の腕は抜群。
ケマルーア彦田
河内に住んでいるという祈祷師。占いは良く当たるとの噂で、お祓いの評判も高いらしい。三日月島にかけられたという呪いを解く為の祈祷の方法を香山に伝授した。

名前は「我孫子武丸」のアナグラム。実は前作の洞窟探検篇にも会話の中で出演している。
船長
本土と三日月島を往復している地元の送迎船の船長。岸猿家とゆかりのある三日月館については良く思っていないらしい。
菱田喜代
三日月島で行方不明になった老婆。三日月館の管理をしていた。
コートの男
夏なのにトレンチコートを着ている見るからに怪しい人物。ゲーム『かまいたちの夜』に登場した田中一郎に似ているが…。

かまいたちの夜 挟み忘れた栞
かまいたちの夜×3予約購入者に特典として贈られた非売品の文庫小説。作者は本編と同様、我孫子武丸。以下の3本が収録されている。

「〆切り編」
我孫子が「かまいたちの夜2」制作時に田中啓文、牧野修にシナリオ構造を説明するために書いたゲームブック形式の短編。締切りが迫る小説家のショートエピソード。
「ラブテスター編」
我孫子が「かまいたちの夜2」に収録するために書いたラブテスター編のオリジナル版をゲームブック化したもの。過激すぎるため未収録になったシーンも収録されている(ただし、あまりにも過激すぎる表現は伏字になっている)。透と真理が初めてのデートに行くという設定。
「流れシェフ 姫宮麗子」
かまいたちの夜×3に登場する姫宮麗子を主人公にした短編小説。姫宮がシュプールに来た時のエピソード。

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2009年02月11日 12:07に投稿されたエントリーのページです。

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